着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。
皆さん、「季節」を感じてますか?
空の色や空気、花や木々、着るものや食べ物、いろいろなところで私たちは季節を感じ、またそれを楽しんでいます。
いろいろなところで、四季の美しさや楽しさを満喫できる京都。
舞妓変身体験でも、せっかくですからそういう楽しみを味わってみませんか?
季節感の薄れつつある今だからこそ
舞妓さんの衣装も、その季節によって微妙に変わっていきます。
着物や帯の素材や柄、かんざしや小物、それらに上手く季節感を取り入れているのがまたおしゃれなのです。
そんなことも意識して舞妓変身体験をしてみると、さらにおもしろく新鮮な気持ちになれるんじゃないでしょうか。
ここではそんな季節の楽しみの例を、ちょっとだけご紹介。
「春の桜」に「秋の紅葉」
京都に季節の風景をねらっていくとなると、やはり「春の桜」や「秋の紅葉」が定番ですね。
春、4月は舞妓さんのかんざしも桜です。
こちらの写真は4月の京都での舞妓変身。
満開の桜の中で、桜のかんざしの舞妓姿。
この季節ならではの変身です。
こちらは紅葉を背景に撮影した写真。
↑の写真は違いますが、紅葉の季節の舞妓さんのかんざしも紅葉(11月)です。
風景はもちろんですが、その装いだけでも季節を感じられるものを着ると、その季節ならではの体験になりますよ。
桜のかんざしにピンクの着物がかわいらしい春の装い。
もみじのかんざしと、全体が同系色にまとまった秋の装い。
夏と冬もまた違った楽しみがあります
京都のオンシーズンというと春と秋ですが、ではオフの夏と冬はどうでしょうか?
京都の夏は暑いし、冬は寒い。
旅行に行くにはちょっとキビシイ季節ではありますが、変身もこの時期ならではの楽しみ方があります。
夏には薄着になるように、着物も生地が薄手の物に変わります。
帯も合わせて軽い素材になり、色使いも涼しさを演出するようなものになります。
夏の着物は一年中着物を着る人でもないと、なかなか自分で持つこともありませんし、これを機会に夏の着物にふれてみるのもいいかもしれませんね。
そして冬。
裾に綿の入った、見るからに暖かそうな衣装を着ます。
特に真冬の衣装は、綿の入った裾が二重になっているので華やかさもひとしお。
褄を持つ手が重くて大変です(笑)
裾引きの衣装ならではのこうした作りは、普通の着物ではなかなか味わえません。
これを体験できるのも、舞妓変身の醍醐味ですね。
そしてこちらは、舞妓さんの衣装の中でも特別な黒紋付。
年の初めの始業式に舞妓さんが着る、冬の衣装の中でも本当に特別な衣装です。
まずは月ごとに変わる花かんざしからぜひ!
舞妓さんの装いの季節の変化で、一番分かりやすいところはまず花かんざし。
これは毎月変わります。
多くのお店で、かんざしは季節の花かんざしを挿してくれます。
まずはそこから、季節の装いの一端をかじってみてはいかがでしょうか。