着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。
2024年冬の「エ・マーサ」での芸妓変身体験レポートです。
朝は宿泊先までお出迎え!
「エ・マーサ」さんの店舗は、京阪七条駅の近くにあります。
今回は野外撮影プランにしたかったので、予約枠を朝一でお願いしました。
すると「前日お泊まりの場合はご宿泊先もお知らせ下さい。」とのメッセージ。
なんと、宿泊先まで迎えに来てくださると!!
朝一予約限定のサービスなのかな。
宿泊先がお店から遠かったので、めちゃくちゃありがたかったです。
「エ・マーサ」さんへのアクセス
当日の朝は、時間ぴったりにお迎えに来てくれました。
京都の街を、かるーい観光案内みたいにお話していただくうちにお店に到着。
車が付くと、今度は中から別のスタッフさんがお出迎え。
スタッフさんについて、お店の敷地内に入っていきます。

荷物も持ってくれて、なんかもうすでに至れり尽くせり感でいっぱい。
大通りに面した門をくぐり、お庭の飛び石を歩いていくと、のれんのかかった一軒家。
体験に向けて気分もあがります♪
今回は芸妓さん体験です
広い玄関を入ると、一階に撮影スペースの和室が見えます。
階段を上って二階のお部屋へ。こちらがお支度をするお部屋です。
ほかにお客さんもなく、かなりゆったり気分。
肌着に着替えて、いよいよお支度開始です。
「エ・マーサ」さんでは、以前に舞妓さんをしたことはありましたが、今回は初の芸妓さん。
するとメイクの前に、衣装について「黒(紋付)にしますか?色の衣装にしますか?」との質問。
衣装を先に決めるなんて珍しいなあと思っていたら、「襟足の塗り方が違うので」と。
そうなんです。黒の紋付は正装なので、襟足のお化粧の塗り残す部分が三本になります。
色の衣装は通常の二本。
迷いましたが、今回は色の衣装にしました。
ちなみに黒の場合は、襟を返したお茶席の着付けになります。
芸妓さんの衣装は、黒と色物と数枚ずつ。
色の衣装は全体的にシックな印象。
ピンク系の明るい色と迷いましたが、今回はグレーがかった藤色っぽい着物にしました。

黒紋付も柄違いで数枚ありましたよ。
お化粧もカツラもいい感じ
衣装も決まり、いよいよお化粧です。
まずはカツラをかぶるために、髪をまとめます。
羽二重でしっかり。
ややリフトアップ気味になるのがうれしい。
ベースはびんつけ油ではなくドーラン。
ドーランのベースに白粉を塗っていくので、仕上がりに大きな違いはありませんでした。

びんつけ油を使う完全な和化粧も、お願いすればできるみたいです。
お化粧は現役の芸妓さんに教えてもらっているそうで、本職さん仕込みの描き方。
品のいい美人顔に描いていただいて、個人的にはとっても好み。
メイクの方がやたらに「キレイですよ」って褒めてくれるから、うれしくてますます気分も上がります。
メイクが済んだらカツラをかぶり、着付けをして完成です。
今回は、カツラがかなりいい感じにフィットしててびっくり。
全カツラって、やっぱりフィット感に難しい印象があるので。
エ・マーサさんは、カツラのサイズを結構幅広く用意しているそうです。
それこそ、男性のお客さんもOKな大きいサイズまで。

「エ・マーサ」さんは、男性の舞妓さん・芸妓さん体験もOKのお店です。
髪型は京風島田。芸妓さんの普段仕様の髪型ではなく、お茶席仕様の髪型ですね。

黒紋付の衣装にちょうどいい髪型になっています。
着付けは、以前舞妓さんをした時にも思ったけれど、補正しっかり目。
一通りお支度が出来上がったら、いよいよ写真撮影です。
まずは室内撮影から
お支度が済むと一階へ移動します。
まずは下駄を履いて、玄関での撮影です。
玄関で暖簾くぐりのポーズ。

こちらは手持ちのカメラでカメラマンさんが撮ってくれたのですが、強制フラッシュがうまく働かず逆光に。
これはこれで雰囲気あるけど。
次に中から外に向かって撮影。

こちらはばっちり。
続いて和室での室内撮影。
基本プランに含まれる3枚も、ここで撮影します。
ポーズのパターンは決まっているようで、カメラマンさんが小道具を変えながら順番にポーズを教えてくれます。
なのでその通りにしていれば大丈夫。
こちらが基本プランで撮ってもらった3ポーズの写真です。



基本プラン用の撮影が終わると、手持ちのカメラでも撮影してくれます。
今回は屋外撮影があるので、室内の撮影はあまりしませんでした。
室内撮影が一通り終わったら、次はいよいよ本日のメイン野外撮影です。
屋外でカメラマンさんの撮影
貴重品はかごに入れて、カメラはスタッフさんに預けて、いよいよ野外撮影です。
撮影ポイントまではお店の車で送ってくれます。
スタッフさんは、カメラマンさんの他に着付けの方もついてきてくれて、万全の体制。
撮影場所は「拝観料がかからないところ」という希望のみで、お店にお任せしました。
それではここから、カメラマンさんに撮ってもらった写真です。

ちなみに撮影した写真は、すべてレタッチして後日データ渡し。

お天気にも恵まれ、ステキな写真をたくさん撮っていただきました。

いやもうホント、どれもステキでここに載せるのを選ぶのが大変なくらい。





傘に映った影も、日本髪の形がくっきり。


川には鴨ちゃんがいて、一緒に撮ってもらいました。
近づいても全然逃げないし、冬毛で丸々しててかわいい(*´▽`*)

それにしてもこの着物、写真で見たら思った以上に落ち着いてて、お顔が割と優しくかわいい感じに描いてもらえてたから、もうちょっと若々しくピンク系でもよかったかもって思いました。

こんな写真も。秋の名残を思わせる一枚。
今回は、画面が横長の写真が多かったのが新鮮でした。変身体験で撮ってもらう写真は、縦の写真が圧倒的に多いので。
今回利用の「野外散策フォトコース」について
「エ・マーサ」さんの基本プランに含まれるのは、芸妓さんでも舞妓さんでも「お支度一式と室内撮影の写真3ポーズ」です。
屋外で撮影したい場合はオプションで、今回の「野外散策フォトコース」をつけます。
こちらは外に出るだけでなく、カメラマンさんの撮影も付き、写真はすべてレタッチしてからデータで受け取れます。
受け取り方法はメールで専用のURLをお知らせしてもらうか、CD-Rを郵送してもらうか選べます。
CD-Rの場合は、郵送料など別途料金。
散策場所は希望があれば希望の場所を、なければお任せで。
拝観料がかかる場所の場合は拝観料別途。自分の分はもちろん、同行してくれるスタッフさんの分もです。
さらに、最近の京都では拝観料の他にさらに撮影料が別にかかったり、事前に申請が必要だったりと、場所によって対応が様々です。
もし「ここで!」という希望の場所があるようでしたら、事前にお店に確認して撮影の可否や料金について、よくよく確認することをお勧めします。

最近の京都の撮影事情は、昔と違って色々大変なようです…。
なお、基本プランに含まれる写真3枚も、プリントするかデータにするかを選べます。
データなら追加料金はかかりませんが、プリントの場合は郵送料が別途かかります。
お店に自分で取りに行ける方は、もちろん無料です。
まとめ・全体的な感想
体験はとにかく楽しかったです!
メイクも好みだったし、スタッフさんは皆さん感じが良くて、屋外の撮影も楽しかったし。
戻ってきてからお支度を解いて、お化粧を落とし、元に戻るのはお支度の時と同じお部屋の鏡を使って落ち着いてできて…。
そして最後は、次の目的地の京都駅まで送っていただきました。
いやもう最初から最後まで、ホントありがとうございました!
京都での芸妓さん体験を、至れり尽くせりで味わえて、本当に「特別な体験」という感じがして、とてもよかったです。
もちろんお支度のクオリティも高かったですし。
後から送られてきた写真を見て、満足度はさらにアップ!
レタッチされてきてるので、気になるお肌の感じとかもとってもきれいにしていただいてます。
こんなにきれいにしてもらえるんなら、また舞妓さんもやっちゃう?って気にさせるくらい。

もし余裕があるなら、ぜひ野外撮影プランをおすすめします!
個人的には、カツラを京風島田ではないほうでも体験してみたいけど…。
ま、難しいかな。
あのフィット感を2種類の髪型でそろえるのは、なかなか大変だろうなと思うので。
ただでさえ、芸妓さんやる人は少なそうだし( ̄▽ ̄;)
次は髪型に合わせて、黒紋付の衣装で体験してみたいです!
ちなみに舞妓さんのほうが、衣装は圧倒的に多いと思います。
衣装を選ぶ楽しみはこちらのほうが断然上でしょうね。
今回は「アソビュー!」から予約を入れました
今回は「アソビュー!」から予約を入れました。
ポイントもたまるし、「アソビュー!」のDM機能で質問のやり取りができるも便利でした。
「エ・マーサ」さんの予約は公式サイトの他、「アクティビティジャパン」、「
アソビュー!」からも予約ができます。