着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。
舞妓変身体験は、季節ごとに違った楽しみ方があります。
美しい季節の風景をバックにした屋外撮影はもちろん、季節によって変わる舞妓さんの衣装もまた楽しみの一つ。
今回は秋の舞妓変身体験について、その楽しみ方をご案内します。
やはり一度は憧れる紅葉を背景に舞妓さん
秋と言えば、暑くもなく寒くもなく変身体験にはもってこいの時期です。
そしてなんと言っても京都の紅葉!
絵になる風景をバックに、自分の舞妓姿を写真に収めるなんてことも可能です。
もちろん人混みは必至ですが‥(^_^;)
私はどうにも人混みが苦手なので、「紅葉をバックに撮影」という経験は一度しかありません。
唯一、紅葉をバックに撮ったのがこちらの「夢工房嵐山店」さんの写真。
舞妓姿としては、いかにも観光客の変身ぽい舞妓姿ですが、「舞妓」「紅葉」「嵐山」という京都観光のキーワードをきちんと押さえた写真は、記念写真としては申し分ないですよね。
どこで撮っても絵になりますし、オンシーズンの体験の楽しさを存分に味わわせていただきました!
現在嵐山に夢工房さんはありませんが、別のお店が出店していますので嵐山での変身体験は可能です。
もちろん、嵐山以外のお店でも紅葉の写真を撮ることはできますので、興味のある方はぜひ!
ただ、トップシーズンなのでご予約はお早めに。紅葉ねらいなら予約時にそのことを伝えて、それに合ったプランや時期を選ぶといいかなと思います。
秋ならではの舞妓さんの装いを楽しむその1「かんざし」
秋の舞妓さんの装いもとてもステキです。衣装に注目しての変身体験もおすすめですよ。
中でも花かんざしは、一番わかりやすくておすすめなアイテム。
その季節ごとのモチーフを使った「季節の花かんざし」は、季節感の演出にぴったりです!
10月が菊で、11月が紅葉。その月にはその月のものしかさせないお店もあれば、前後1か月はOKというお店もあります。
また、同じ菊や紅葉でも色や大きさが違うものがあったりして、それだけでも迷ってしまいますね。
お店によって種類の差はありますが、季節ごとの花かんざしはほとんどの舞妓変身体験のお店で扱ってますのでぜひ!
かんざしを写真でご紹介します。
菊の花、紅葉した葉をそのまま髪に挿したような雰囲気を与えつつも、舞妓さんの髪の上で本物以上に「らしく」見えるようデフォルメされたデザインが何とも言えず、私はどれも大好きです。
こちらはもみじのかんざしです。
こちらはイチョウのかんざしです。
こちらは小菊のかんざし
こちらは「華陽」さんで、大輪の菊のかんざしを挿した舞妓姿。
お着物は「手鞠柄」です。この着物はサイトの写真だと色が薄くて、他の着物に比べると地味な印象が無きにしもあらず。
ですが、実物は淡い上品な色合いもかわいらしく、二枚綿の豪華な作り、八掛部分の生地の色合いもとてもステキ。
ピンクの大輪菊のかんざしと着物の色とが相まって、全体に優しい雰囲気に仕上がったなあと思います。
帯は黒。着物と同じ、かわいい手毬柄。
かんざしは黄色も似合いそうですよね。
かんざしをイチョウにして帯を緑にしたら、某写真集にある舞妓さんのコーディネイトに、ちょっと似た雰囲気にならないかな?とも思ったり。
着物自体は真冬用の作りなので、同じ雰囲気ならピンクの大輪梅もいけそう。
実際に着て写真を撮った印象としては、袖と裾に柄が多いので、袖を前にしたり褄取りのポーズも華やかですよ。
秋ならではの舞妓さんの装いを楽しむその2「着物」
本物の舞妓さんにならえば、衣装は10月が「単」で、11月が裾の綿ぶきが一重の「一つ綿」の衣装。
「単」は裏地のついていない着物です。
ひるがえった裾の部分が表と同じ柄なので、裏地が付いていないのがわかるかな?と思います。
帯は織物ではなく染め物の帯です。
↑のピンクの小菊のかんざしに青の着物の、紅先笄さんでの舞妓姿もこの組み合わせですね。
一つ綿の衣装はこちらのように、裾に綿が入った部分があります。
ちなみに冬の衣装は、この綿が入った部分が二枚重なっています。
↑で紹介した華陽さんの手毬柄の衣装がそうです。
帯は11月は織りの帯。
自分の体験写真を見返してみると、私の秋の装いはどうも単が多いですね~。京都観光のトップシーズンを外しているのが、こんなところにも影響しております( ̄▽ ̄;
一度、一つ綿の衣装に11月のかんざしで体験してみたかった…。