着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。
舞妓さんをはじめとする白塗りのお化粧。
何せ白いので、落とし切れないと残っているのが意外に目立つんでよね。
なので、なるべくきれいに落としたいところ。
どんなところが落としにくいか、ついていることに気づきにくいか、私のクレンジングにまつわるエピソードも添えながら書いてみます。
自分で見えにくいところは要注意
白塗り化粧は、普段のメイクでは塗らないところも塗ります。
首の後ろは背中まで、前は鎖骨付近まで。
背中は、自分では見えないし届かないしなので、たいていお店の人が落としてくれます。
でも前は、鏡を見ながら自分で落とさないといけません。
首筋はもちろんですが、あごの裏側(顎からのどに向かってのあたり)、耳たぶや耳の後ろなどは、自分から見えないところなので、クレンジングの時には意識しましょう。
それと髪の生え際も丁寧に落としたいですね。
それから鼻の穴の際、ここは自分からも人からも見えにくいけれど、いざ残っていると思いのほか目立つ場所だったりします。

何と言っても白いので、色の差があるところは目立ちます。
クレンジングを気にするようになったきっかけは変身体験の「はしご」から
お店に「はしご」を気づかれないために…
もはや「変身体験のために京都に行く」という方にとっては(!?)、決して珍しくない「はしご」。
一度変身の楽しさに目覚めてはまり出すと、色々なお店が気になってきます。
広告で新しいお店の情報を見たり、ネットで自分の行ったことのないお店の体験談や写真を見たりすると、もう気になって気になって、「ここはどうなんだろう、あそこはどうなんだろう」とあちこちに行きたくってしまいます。
その上、京都から遠方に住んでいると、京都までの交通費だけで変身代1回分くらいになりますので、行ったときにやれるだけやりたい!‥‥というわけで行き着く先は「はしご」なわけです。

この発想自体が変身オタクならではかもしれませんが
「ANIMATOのあゆみ」でも書いていますが、「舞妓変身なんてみんな一生に一度」「こんなに何度もやる人なんて、他にはいないだろう」と、思っていた私。
ハシゴの時に最も気をつけたことは、お店の人にハシゴをばれないようにすること。
いろんなところで何度もやってるなんて、知られるのが恥ずかしくて。
「舞妓変身は初めてですか~?」なんて聞かれると、「初めてなんですよ~」と答えて、な~んにも知らないふりをしていました。
一度行ったお店でも、相手が気づかなければ初めて来たような顔をしていましたね(^_^;)
ですから、一日二件の時には一件目での化粧落としを念入りにしました。
白粉が残っていたら大変ですから!
耳の後ろとか、あごの裏とか、鼻の穴の際が残りやすいことも、そんななかで覚えました。

でも結局は、鬢付けのにおいでばれてたんではないかと言う噂(笑)
リピーターはお店の方もうれしいと知って…
そんなあるとき、たまたまとあるお店で「実は以前も来たことがある」とカミングアウト?したところ、お店の方に大変喜ばれました。
そして、他にもそういうお客さんがいるというお話も聞き、少し安心した私は、それ以降、二度目のお店にはその旨伝えるようになりました。
あちこちのお店に行っていることはやっぱり言いませんでしたが‥。
サイトを持つようになってからは、また違った理由で何度もやっていることをお店では言わないのですが、さすがに「初めて」とは言わなくなりましたね~。

「よそでちょっと‥」とかなんとか言って(笑)
でもやっぱり、一日二件のハシゴの時は「すでに一件すませている」ことを二件目では気づかれないように心がけています。
以前のように「絶対に気づかれないようにしなきゃ!」なんては思っていませんが、やっぱり新鮮な気持ちで楽しみたいですし、「今いるお店」のサービスに集中したいですからね(^_^)
そして、これはとっても個人的な考えに基づくものですが‥‥私は行った先で他店の話は基本しないです。
半カツラの時は髪についたびんつけ油にも注意
舞妓さんの変身体験でよく使われる半カツラは、一部に自分の髪を使います。
髪をカツラになじませるときに、地毛結いと同様びんつけ油を髪につけることが多いので、体験後のクレンジングの際はこの油を落とすのも重要なポイント。
油をどのくらい付けるかはお店によって違うので、クレンジングの大変具合もまたお店によって異なります。
地毛結い程ではないにしても、ある程度丁寧に落とさないと髪のべたつき感とかが完全には元通りにならなかったりするので、気になる人はクレンジングの時間も考えてスケジュールを組んでください。
かく言う私は、多少べたついてても髪をひっ詰めて結んでしまったり、帽子かぶってごまかしたりしてしまったりもしますが( ̄▽ ̄;)
変身体験はお支度に要する時間だけでなく、お支度を解いて元に戻る時間もそこそこかかりますので、予定を組むときはそのあたりもちょっと心にとめて予定を組んでみてください。

旅行の合間に組み込む方はとくに!