舞妓さんのお化粧

着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。舞妓変身体験を、もっともっと楽しくするのに役立つ着物や髪型の豆知識をご紹介。

ここではお化粧について簡単にご紹介します。

お化粧の様子@華憧
  • このレポートは、下記の参考文献から得た情報の他、元舞妓など花街にいた方がされている変身店で私自身が伺って得た知識を元に書かれています。
  • これらはあくまでも「変身体験のための」ということを主眼にしています。より専門的に調べたいという方はきちんと文献等お調べ下さい。
  • 資料として掲載している写真は私自身の舞妓変身写真、またはご厚意で掲載許可をいただいた方の変身写真です。

舞妓さんの白塗りのお化粧にも決まりがあります

化粧の仕方も、実は舞妓さんのキャリアによって違います。

若い舞妓さんはあまり顔を描き込みません。本当に出たての舞妓さんは口紅は下だけ。(この辺、厳密には花街ごとに若干の違いもあるようですが)

アイラインも黒でくっきり引きませんし、あまり自由に顔を作ることは出来ません。お姉さんから許可が出て初めて、口紅を両方にぬれるようになったり、顔を描いてもいいようになります。

これも舞妓としての経験によるものですから、やはり一人前に近づけるように努力するわけですね。

もえぎさんとぷにすけ@@ペンション祇園(芸舞妓のお部屋)

こちらの写真、向かって右が若い舞妓さんで左がお姉さんのお支度。先ほどふれたとおり、かんざしがまず違いますね。

そしてメイク。若い舞妓さんは下唇だけで目元の描き込みも少ないです。お姉さんは口もちゃんと描きますし、目元もアイラインしっかりです。

あと、これは着物のところでふれますが、襟元に注目。若い舞妓さんは赤っぽい襟ですが、お姉さんは白っぽい襟をつけます。帯揚げの結び方も違いますよね。

よくある質問集の「お姉さんの舞妓さん」とか「妹舞妓さん」とかってなに?にも若い舞妓さんとお姉さんの舞妓さんの比較画像を載せています。

変身舞妓さん的に見ると、衣装や髪型は若い舞妓さんですが、メイクは逆にお姉さん仕様と言えます。

やはり、口紅を下だけとかいうのは変と思う人も多いし、せっかく変身するのだから顔もきちんとキレイに描いてほしいと思うのが普通ですから。これもお客さんのニーズに合わせた配慮だと思われます。

ぷにすけ
ぷにすけ

もちろん、「本物らしく」ということにこだわるお客さんに対しては、そうしてくれるお店もありますよ。

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