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夏の京都で舞妓変身体験!おすすめしたいことは

着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。

夏の京都は、どちらかと言えばオフシーズン。

「祇園祭」や「大文字の送り火」といったメジャーなイベントの日を外せば、比較的静かに観光を楽しめる時期です。

また、オフシーズンならではの様々なキャンペーンも行われています。

京都の四季折々の楽しみを体験できる、舞妓変身体験。

今回は、夏の舞妓変身体験におすすめしたいことを書いていきます

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夏の京都は暑い!変身体験は大丈夫?

暑さで外出も大変ですし、夏はどちらかと言えば変身体験オフシーズンです。

汗のかきかたや、暑いと感じる程度は個人差もありますが、「少しでも快適な夏場の変身の仕方」というのはやっぱりあると思います。

私の個人的な経験を元に、ちょっと書き出してみますね。

夏に変身体験をするならこんなところに気を付けて

これで安心?夏の変身体験
  • 室内のみにする
  • 外に出るなら長時間外に居続けない
  • たくさん歩かなければならないようなところは選ばない方が無難
  • 日の高い時間の散策は避けるように予約する
  • 朝ご飯(お昼ご飯)をちゃんと食べる
  • 暑さに自信のない人はやっぱりこれが一番。これを機に、室内のみでしかできないプラン、室内プランしかないお店をあえて選ぶという手もあります。
  • 散策場所に気をつけましょう。お店の人が付き添わない場合は特に。遠くまで行きすぎず、いざとなったらすぐに戻れるくらいの所にしておきましょう。
  • ↑にも通じるところですが、立ちっぱなし歩きっぱなしにならないようなところが安心です。広くないとか、座る場所があるとか、屋内施設もあるところなんかがおすすめです。
  • これはお店の営業時間にもよるので何とも言えませんが、あまりに暑い時間に散策が当たるような予約時間は、避けられたら避けたいところ。
  • いつも以上に体力を消耗しますし、変身体験中は飲食できないので、食事や水分補給ははちゃんとしておきましょう。

変身体験は思った以上に体力を消耗しますし、とにかく無理なく予定を組むのが一番です。

暑い時期の変身プランを練る際の参考にしてみて下さい。

可能であれば散策は、お店の人が一緒に来てくれるプランのほうが安心かもです。

やっぱりすごく暑い?お化粧は大丈夫?

よく聞かれるのは「暑くて大変じゃないですか?」「汗で化粧がぐちゃぐちゃになったりしないですか?」といったことなのですが。

暑いです。

でも、その時は気持ちが盛り上がっているせいか、あまり実感なかったりはしますね~。

着物を脱いだ時にどっと来ますけど(笑)

そして私は汗かきなので、顔からめちゃめちゃ汗かきます。

お店の人に、顔を拭いてもらいながら撮影なんてのもざらです。

お化粧ですが、そんな私でも汗をかいてどろどろに流れ出すようなことはありません。

けど、あまりこすると白粉が剥げますね。

汗を拭くときは、こすらず押さえるくらいで。

本物の舞妓さんのように、自分で化粧直しの道具を持っていない我々変身舞妓さんは、白粉があちこち剥げると自分では直しようがありませんので。

小道具がてら手鏡を持参して、時々チェックするといいかもしれません。

気がつけばあちこち化粧が剥げて、とてもアップの写真は撮れないぞってな状況にもなりかねませんので。

ぷにすけ
ぷにすけ

後で写真を見て、びっくりΣ( ̄□ ̄|||)した経験を持つ私です(笑)

舞妓さんの夏の装いを楽しみましょう

本物の舞妓さんの夏の着物は、うっすらと透ける夏ならでは素材。

ぷにすけ@ペンション祇園
もえぎさん@ペンション祇園
ぷにすけ
ぷにすけ

いずれも、着物の下に襦袢の柄がうっすらと透けているのがおわかりいただけますか?

柄にも夏らしいモチーフが描かれ、かんざしや櫛も涼しさを感じさせる物に変わります。

うちわが描かれた衣装。

ぷにすけ@華憧

流水模様の衣装

ぷにすけ@ペンション祇園

前髪と髷の間に挿す櫛も、夏は写真のようなシンプルな櫛を挿します。

ぷにすけ@華憧

細くきらきら光る糸が幾重にも巻かれた、目にも涼しげな櫛です。

華陽さんで結ってもらった水車

他の季節だと、こちらのようなつまみ細工の櫛です。

ぷにすけ@花風

また「勝山」という祇園祭の時期だけ結われる特別な髪型もありますし、夏限定の装いは他の季節にはない、なかなか魅力的な要素でいっぱいです。

祇園祭の「勝山」はこちらで紹介しています。

以前は変身体験オフシーズンだった夏ですが、この夏ならではの装いを楽しむために、わざわざこの時期に体験に来られる方も少なくないとか。

せっかく夏に変身するのでしたら、その時期ならではのお支度を楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

そもそも「夏」っていつから?

最近は5月でも暑い日が多かったりしますが、衣装的に夏の装いが楽しめるのは6月から9月まで。

四季の衣装をいつでも楽しめるお店は関係ないですが、その季節ごとの衣装を出しているお店で夏の衣装を着たい場合は、この時期を狙って行きましょう。

ぷにすけ
ぷにすけ

いつ頃から体験可能にしているかはお店ごとに違うので、事前に確認してください。

華憧さんでは、夏用衣装は何度か舞妓体験をされている方限定とのことです。

本物の舞妓さんが実際に着ていたもので、生地が非常に繊細で扱いが難しいので…と。

ご了承ください。

さらに厳密にいうと、6月と9月はメインの着物は夏物(透ける素材)ではありません。

本物の舞妓さんの場合、着物は裏地のない単(ひとえ)。

帯や帯揚げなど、メインの衣装を飾る小物類が一足先に夏物へと変わります。

ぷにすけ
ぷにすけ

一般的な着物のルールと一緒です

夏の帯と帯揚げを通常のものと比較すると…
「空間あそび」にて

夏の素材の帯と帯揚げ。

「華憧」にて

通常の帯と帯揚げ。

夏用の素材でできた帯と帯揚げは、生地に縦のラインが目立ちますよね。

通常のものに比べて、織り目がざっくりとした印象を受けると思います。

この透いた感じが、涼しさを演出するわけですね。

ここまで厳密に季節の衣装を体験できるお店はかなり限定されますが、ないわけではありません。

着物が好きな方なら季節の装いにも敏感でしょうし、変身体験でも季節にあったものを着てみたいと思うかもしれませんね。

こだわりたい方、興味のある方はぜひそう言ったお店で体験してみてください。

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