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京都花街の写真集をご紹介します|その1

着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。

舞妓さんの写真集ではもっとも有名な、溝縁ひろしさんの写真集を集めました。

ぷにすけ
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全部自分が読んだ本です。みなさんへのご紹介でもあり、自分の読書メモでもあり。

発行年が古い本ばかりで、手に入りにくいものもあります。その場合はぜひ図書館で探してみてください。

私個人は、古い本には古い本ならでは内容があるので新旧様々な本を見たかったりします。

以下、発行年が古い順に並べました。

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1996(平成8)年初版「京舞妓歳時記」

島原を含めた六花街の四季折々風景、行事の様子がたくさんの写真でつづられています。

A5版と手頃な大きさで本の作りも美しく、何より六花街すべて網羅した豊富な写真は見ていて飽きません。

特に島原の写真は、今はなき歌舞練場での餅つきの風景をはじめ、様々な行事の写真が多数掲載されていてなかなか貴重です。

お歯黒を塗った太夫さん五人が勢揃いした見開き写真は圧巻!

30年くらい前に出された本ですので、登場している舞妓さんたちももうすっかりお姉さんですね。最近の写真集と見比べても、またおもしろいかもしれません。

ぷにすけ
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余談ですが、この本は初めて舞妓変身オフ会を開いて、溝縁先生に写真を撮っていただいたときに購入した思い出の本です(*´▽`*)

1996(平成8)年初版「京都 祇園」

四季の祇園の風景、芸舞妓さんの姿を、花街の行事に沿って紹介しています。

おみやげ用に売られている舞妓さんハガキでもおなじみな写真もちらほら。

どこかの舞妓変身のお店にあったような?という着物を着た舞妓さんの姿も見られます。(このお着物だったんだ!とちょっと感動しますね)

手頃なサイズとお値段、本全体の作りも美しく、手元に置きやすい本かなと思います。

祇園町の一年の流れ、四季折々の舞妓さんたちの姿が気軽に楽しめる1冊です。

1997(平成9)年初版「京都 先斗町」

↑で紹介した「京都祇園」と、同じシリーズの先斗町版です。

芸舞妓さんの姿だけではなく、先斗町の町並み、人々の生活の風景を撮った写真も多く紹介されていますので、先斗町がどんな街なのかがイメージしやすくなっています。

ただその点が、舞妓さんの写真だけをひたすら見たいという人には、祇園版に比べるとちょっと物足りなく感じるかもしれません。

芸舞妓さんの姿も、日々の生活の自然な姿を撮ったものが多く、上記の「祇園」に比べると、より「花街の記録写真」という性格が強い本という気がします。

2002(平成14)年初版「京都 花街」

↑で紹介した「京都 祇園」「京都 先斗町」と同サイズの本で、京都の六花街すべて紹介されています。(嶋原はわずかですが‥)

もちろんページ数もボリュームアップ。

写真は、一年の行事を追いながら掲載されていますので、写真を楽しみながら花街の一年を知ることができます。

掲載写真は一部昔のものも含んでいますが、ほぼこれまでの写真集より新しい時期に撮られた写真です。

注目は、在籍中の舞妓さんの顔写真が各街ごとに一覧で掲載されているところでしょうか。

をどりのパンフレット以外でこういう写真が紹介されることは少ないですし。(昔の写真集ではたまに見ます)

初版と重版とでは、一覧に掲載されている舞妓さんも新しくなっているようです。

2010(平成22)年初版「京都五花街」

サイズ・ページ数ともに、↑の「京都花街」と全く同じです。

花街の一年を写真で追うという構成も全く同じですが、掲載されている写真はほぼ一新されていますので、前の本を持っている人でも十分楽しめると思います。

また「五花街」というタイトルにはなっていますが、前回同様に島原も見開きの2ページで紹介されています。

違うところは、舞妓さんの顔写真一覧がなくなったこと、髪結いさんやかんざし職人さんなどの裏方さんの記事がなくなったこと。

そして前の本では、春から冬にかけての年中行事を追いながら、その中に「店出し」や「襟替え」「引き祝い」といった、花街におけるライフイベントも織り込まれる構成でしたが、今回は年中行事とライフイベントが別項目になって、全体的に見やすくなった印象です。

なお引き祝いは、溝縁ひろしさんが「祇をん市寿々」で、店出しからその成長の過程をずっと追ってきた市寿々さんの引き祝いの写真が掲載されています。

結婚による引退ということで、白無垢の花嫁姿も掲載されているのはなかなか貴重です。

顔写真一覧がなくなったのはちょっと寂しいかもしれませんが、その分各行事ごとの写真は増えていますし、前回の本では紹介されていなかったイベントも加わっていますので見応えは十分です。

京都五花街の一年を、豊富な写真を見ながら追える構成はやはりわかりやすく、見ていても楽しいです。

前の本を持っていない人にはもちろんおすすめの一冊ですし、前の本を持ってる人でも、買って損はないのではないかと思います。

2015(平成27)年初版「京舞妓 宮川町」

↑で紹介した「祇園」「先斗町」に続いて同じシリーズの、今度は宮川町の本です。

これまでの本と同じように、花街の一年の行事が宮川町の芸舞妓さんの写真でつづられています。

年中行事のほかには、お店出しや襟替えといった芸舞妓さんのライフイベント、お稽古風景などの日常も。

芸舞妓さんの写真のほかには、宮川町の歴史や京おどりのこと、お茶屋さんの名前なんかも載っていて「祇園」や「先斗町」にくらべるとかなりボリュームアップ。

宮川町だけにも関わらず、ページ数は五花街の本と同じくらいありますので見ごたえ十分です。

花街宮川町のことを知ることができる一冊という意味でもおすすめですし、四季折々の宮川町の風景と、たくさんの芸舞妓さんの写真はやはり眼福。見ているだけでも楽しい一冊です。

本を手元に置くなら

新しい本も中古本も、両方一度に探しやすいですね。

本のレビューも割と参考になりますし。

アイテム数も多いので、買うか買わないかはさておき情報収集にも使ってます。

新刊図書以外のアイテムが薄いのが難ですが、送料無料は魅力かな。

楽天ポイントも使えるし。

中古を探すなら楽天市場全体で探すと、出店してる古書店の商品が引っ掛かります。

本を図書館で借りるなら

ぷにすけ
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古すぎて売ってなかったり、あっても高かったり、まあそうじゃなくても、図書館はまずチェックですね。

まずは地元の図書館ですね。そこにあれば一番楽です。

地元の図書館になかったりしたら、こちら「国立国会図書館」。

国立国会図書館

一般の図書館のように貸し出しは不可ですが、館内での閲覧は可能です。

遠方にお住まいの方は最寄りの図書館に取り寄せることも可能。

国立国会図書館サーチ」で探すと、全国どこの図書館に蔵書があるのかがわかります。

地元の図書館にはなくても、他の図書館から取り寄せることも可。

ほかにもネットで読めるものや複写サービスなど、いろいろあるので興味のある方はぜひ!

ぷにすけ
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本に関するいろいろなサイトにリンクがつながっていておもしろいです。

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