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昭和の京舞妓の本をご紹介します

着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。

京都の舞妓さんの写真集や本は新旧本当にたくさんあります。今回は昭和80年代~90年代あたりの舞妓さんの本です。

ぷにすけ
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全部自分が読んだ本です。みなさんへのご紹介でもあり、自分の読書メモでもあり。

発行年が古い本ばかりで、手に入りにくいものもあります。その場合はぜひ図書館で探してみてください。

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1987(昭和62)年「京舞妓」

1987年に京都書院から出版された大判写真集です。

祇園の舞妓さんの四季折々の姿が、祇園の様々な年中行事とともに紹介されています。

だらりの帯で祇園の町を歩く姿から、お稽古風景、都をどりの舞台、楽屋裏のスナップと、いろいろな表情の舞妓さんを見ることが出来て見応え十分です。

巻末にはお茶屋さんや、芸舞妓さんの名前が一覧で紹介されています。

芸舞妓さんについては、その所属の屋形名も併せて書いてあり、資料的にもとてもおもしろいです。

↓で紹介する「祇園 女の王国」に書かれている頃と同時代の本なので、そちらに登場する舞妓さんたちの姿をこの写真集で実際に見ることができます。

お互いを副読本としてもいいかもしれません。

実際に手に取るには、図書館で見るか古書店で入手するかのいずれかになると思います。

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1995(平成7)年「祇園 女の王国―紅殻格子のうちとそと」

祇園新橋にある甘味処「ぎをん小森」。

こちらのお店が元はお茶屋さんの建物というのは、ガイドブックなどの紹介で皆さんよく知るところかと思います。

その小森が、祇園のお茶屋「小森」であった頃を、その女将の小森友恵さんを中心に書かれたノンフィクションです。

友恵さん本人についてはもちろん、芸舞妓、お客さん、お茶屋の人々、そのほか花街に携わる様々な人々のエピソードが、小森や友恵さんとの関係を通じて紹介されていきます。

そこからは、なかなかわかりにくい花街のしくみや「お茶屋」の役割、芸舞妓の生活やお茶屋との関係、また時代とともに変わりゆく花街の様子など、「一見さんお断り」の言葉に代表される独特の世界の一端をうかがうことが出来ます。

花街に関する予備知識が特になくても、読みやすくおもしろい内容の本です。

実際に「ぎをん小森」に行くのなら、ぜひ併せて読んでみてはいかがでしょう。

なお書かれている時代は、小森創生期の戦中・戦後あたりからで、「現在」として書かれているのがだいたい1980年代。

当時の舞妓さんの名前もそのまま登場するので、その頃の写真集を併せて見るとまたおもしろいのではないでしょうか。

ぷにすけ
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↑で紹介した「京舞妓」がまさにそうです。

私も「小森」に行ってみました。2009年の話なので、今とまた様子が違うかもですが…。

実際に行ってきました。

いつも人が並んでいるので、思いっきり時間を外して行ってみたらすんなり入れました。

お客さんもあまりおらず、店内はかなり静か。川辺の席に座り、ゆったりと雰囲気を楽しむことができました。

お茶屋だった頃のたたずまいをそのまま、外観も中もそれほど大きく改装されていないのでしょうね。

照明は暗めで、建物のしつらえ、窓からの眺め、非常に風情がありました。

こちらは以前に舞妓変身体験(@紅先笄)したときに、お店を背景に撮った一枚。

舞妓@紅先笄

お店の前はいつもお客さんがいる印象ですが、この写真はめずらしく誰もいません。

ぷにすけ
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祇園新橋での撮影事情がこの頃とは違うようなので、今となってはいろいろな意味で貴重な写真…。

ちなみに席はすべてお座敷席です。足が悪い人にはちょっとツライかもしれないですね。お店の方に聞いたら、そう言う方にはお座敷用の小さい椅子を出してくれるとのことでした。

メニューは全体にお高めな印象ですが、まあ場所代という感じです。

こちらは「抹茶ゼリー」。白玉・アイス・小豆入りです。

抹茶ゼリー@ぎをん小森

お上品な量に、味はほどよい甘さが食べやすく、おいしかったですよ。

季節によっても席によっても、楽しめる風景が異なるようですね。

今回は一階席だったので、できれば一度二階席に上がってみたいです。

そして時間は、お茶屋さんの営業時間である夕方以降に‥。

公式ぎをん小森サイト

本を手元に置くなら

新しい本も中古本も、両方一度に探しやすいですね。

本のレビューも割と参考になりますし。

アイテム数も多いので、買うか買わないかはさておき情報収集にも使ってます。

新刊図書以外のアイテムが薄いのが難ですが、送料無料は魅力かな。

楽天ポイントも使えるし。

中古を探すなら楽天市場全体で探すと、出店してる古書店の商品が引っ掛かります。

本を図書館で借りるなら

ぷにすけ
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古すぎて売ってなかったり、あっても高かったり、まあそうじゃなくても、図書館はまずチェックですね。

まずは地元の図書館ですね。そこにあれば一番楽です。

地元の図書館になかったりしたら、こちら「国立国会図書館」。

国立国会図書館

一般の図書館のように貸し出しは不可ですが、館内での閲覧は可能です。

遠方にお住まいの方は最寄りの図書館に取り寄せることも可能。

国立国会図書館サーチ」で探すと、全国どこの図書館に蔵書があるのかがわかります。

地元の図書館にはなくても、他の図書館から取り寄せることも可。

ほかにもネットで読めるものや複写サービスなど、いろいろあるので興味のある方はぜひ!

ぷにすけ
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本に関するいろいろなサイトにリンクがつながっていておもしろいです。

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