着物と日本髪と変身体験が大好きなぷにすけです。
舞妓変身体験を通して、いろいろな日本髪を実際に結ってもらいました。この記事では、舞妓さんの変身体験以外で体験した日本髪の体験写真を紹介します。
髷に渡した笄と橋の毛が印象的な水車(すいしゃ)
舞妓変身体験のお店「華陽」さんで結ってもらった「水車」という髪型です。
髷にかかる布と、横に渡した笄(こうがい)、縦にかかった橋の毛が特徴的な髪型です。
舞妓さんの変わり髷なので、本来若い人向きの髪型です。でもこちらでは、やや落ち着いた色目の布が使われているせいか、派手さが抑えられている気がします。落ち着いた色の着物でも違和感を感じません。(赤やピンクの布だとまたガラッと印象が変わって、かわいらしさや華やかさが出てきます。)
夏に体験したので、櫛も玉かんざしも夏用の涼しげなものをさしています。
華陽さんでは、舞妓さんの姿にならなくても日本髪の体験ができます。自前の着物で髪だけ結ってもらい、その後自由に観光することも可能です。
私もこの時は舞妓さんの着物は着ないで、日本髪だけを結ってもらいました。
ちなみに自宅までお持ち帰りも可。(かんざしのレンタル料等別途要)
着物がない方も、普通の着物をレンタルして日本髪での京都観光が可能なので、単純に日本髪を楽しみたい方にもおすすめ。
実際、舞妓さんの格好はしないで日本髪だけを楽しみにくるお客さんも多いそうですよ。
七五三におすすめの髪型!稚児髷(ちごまげ)
ペンション祇園(芸舞妓のお部屋)さんで、節分のお化けをさせてもらったときのものです。「日本の髪型」という櫛まつりの本に、明治期の髪型として紹介されています。
結髪方法は本式ではなく新日本髪スタイルです。
前髪は幅広にとって、鬢(びん)も髱(つと)もほとんと張らずに上に引き上げています。髷は左右対称の輪になった形です。舞妓さんの割れしのぶにも似た感じですね。
後ろ姿です。髷の左右に割れた感じがわかりやすいと思います。
10歳そこそこまでの小さな子供に結われていた髪型なので、現代でしたら七五三にぜひ!おすすめしたい髪型です。
舞妓さんよりさらに年齢設定が低いという、チャレンジこの上ない姿ですが、お化けは「本来の姿とは異なる姿」に変身するものですからこの際問題ありません。大いに厄よけになったのではないかと思います(笑)
衣装も舞妓さんの衣装ではなく、アンティークの子供用着物です。